サンフレッチェ広島が2月8日、新サッカースタジアム「エディオンピースウイング広島」で初めてのトレーニングを行った。
練習は朝10時から始まり、選手29人が参加。1時間30分ほど、練習やピッチ全体を使った紅白戦を行い、芝の状態やスタジアムの雰囲気を確かめた。広島市出身のMF河村拓夢選手は「小学生の時からの念願のスタジアム。広島の新しい歴史を築いていきたい」とコメント。DF佐々木翔選手は「早く始まらないかなとワクワクする」と笑顔を見せた。
サンフレッチェは同日の練習の様子をユーチューブで公開した。「ワクワクすっぞ」「イメージ動画通り」など、感想を言いながらピッチに向かう選手の様子も楽しめる。練習前にミヒャエルスキッベ監督は「すごくファンタスティックで素晴らしいスタジアム。内容も充実した良いサッカー、魅力的なサッカーがこのスタジアムに活気を生み出すだろう」と選手に語った。
新スタジアムのこけら落としは明日、10日。ガンバ大阪とプレシーズンマッチを行う。チケットは10日・23日ともに完売。3月9日、30日分は今月20日から一般販売する。
エディオンピースウイング広島は2月1日に完成した。新スタジアム建設に向けて広島市が主体となり、ふるさと納税を使った寄附も2019年10月1日から始めた。2023年12月31日時点で個人から、約6億3,573万円が集まった。募集は現在も行っており、今年3月29日まで受け付ける。