2025年に開業するJR広島駅ビル直上にオープンするホテル「HOTEL GRANVIA HIROSHIMA SOUTH GATE(ホテルグランヴィア広島サウスゲート)」の客室が12月8日、報道関係者向けに公開された。
同ホテルは広島駅新幹線口(北口)直結の「ホテルグランヴィア広島」が運営する。駅ビル7階にフロント、レストランを設け、9階~20階に客室が入る。客室は全380室。ダブル、ツインで構成し、それぞれ半数ずつを占める。1人用の客室はないが、1人でも利用できるよう料金を設定する。
全室に大型窓を設け、バス・トイレは別。ホテルコンセプトに据える「瀬戸内の玄関口」に合わせて、「瀬戸内の光を感じられるような」間接照明を用い、床は木目調のシートを貼る。天井までの高さは2メートル55センチと高め。部屋ごとにソファやイスなどを変え、雰囲気に変化をつける。
客室はスタンダードのほか、より上質な「デラックス」、19階と最上階・20階の高層フロアに「特別室」を用意する。「ビジネスだけでなく、ホテルを楽しんだり広島旅行を楽しんだりするお客さまにも利用してもらいたい」とホテルグランヴィア広島開業準備担当の谷口正さん。「国内外の客を出迎えられるように準備を進めたい」とも。
ホテルは2025年、駅ビルと同時開業する。