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広島駅の新駅ビルがホテル最上階を公開 宮島や瀬戸の島望む

ホテル最上階(20階)南側からの眺め。宮島、似島などの島々を見ることができる

ホテル最上階(20階)南側からの眺め。宮島、似島などの島々を見ることができる

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 2025年春の開業を目指す広島駅新駅ビルが9月29日、ホテル最上階の西棟7階にある屋上広場を公開した。

2025年春の開業を目指す新駅ビル外観

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 屋上広場がある西棟は7階から20階までJR西日本グループのホテルが入る。7階はホテルの入り口に当たり、フロントがあるフロア。最上階は20階になる。客室は9階~20階で、各フロアの広さは約1375平方メートル。各階に30~35室を設け、全350室を計画する。

 客室には大きな窓を用意し、方角によってさまざまな景色を楽しめる。15階以上の南側客室からは海が見え、天候によっては宮島、似島など瀬戸の島々を見ることができる。東側は新幹線や在来線、車両基地の広島車両所の様子が楽しめる。

 新駅ビルは鉄骨造りの地下1階、地上20階建て。高さは約100メートル。JR西日本で広島駅プロジェクトを担当する齋藤賢太郎さんは「新駅ビルの工事進捗は約6割が完了した」と話す。「ほぼ出来上がりに近い」というホテルの壁面には、瀬戸の海をイメージしたブルーのラインを入れ、タイルで水面のきらめきを表現するこだわりも見られる。

 今後はビル2階中央広場に乗り入れる広島電鉄の路面電車新ルート工事などを予定している。

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