絵はんこ作家・カキノジンさんの「ガリガリ絵はんこ教室」が8月5日から、江波の雑貨店「Bean.s」で行われている。
カキノさんは大阪在住の絵はんこ作家。1年のうち3分の2以上は全国を飛び回り、絵はんこ教室を開き、北は秋田から南は九州・宮崎まで回ったという。教室では、「その地方の言葉や名物を取り入れている」とカキノさん。
初日は約10人の参加者を前に「たちまち押してみんけぇ」と広島弁で話しながら、旅の友と称するアコーディオンで自身が作った曲を演奏。宮島で購入したしゃもじには、「はんこ部」と「たちまち押してみんけぇ」の文字がそれぞれ片面に書かれていたが、参加者からは「押してみんさい、じゃろ?」と突っ込まれる場面も。
教室名にもある「ガリガリ」は、はんこの土台となる石を削る音。参加者は、自分がデザインしたイラストや文字を集中して削る。参加費は3,500円で、所要時間は約3時間。参加者が作ったはんこはカキノさん持参の単語帳に押され、コメントとともにファイルされる。さまざまなはんこが押された単語帳の数は56冊目に突入した。
同教室の開講は8月10日まで。参加費は3,500円(お茶とお菓子付き)。