広島・宮島の新たな土産ブランド「あじわう宮島」の本格販売が今月から始まった。
「あじわう宮島」は新型コロナの影響を受けて、宮島への観光客が半減したことをきっかけに、宮島エリアの食品関連事業者が「島を訪れなくても魅力や味わいを伝えたい」をコンセプトに作り上げた。
参加するのは、喫茶しま、博多屋、宮島ビール、焼きがきのはやし、紅葉堂、マルアキ水産の6社。カキやもみじまんじゅうに関連した商品や地元農産物を使い、新商品開発だけでなく、既存商品のブラッシュアップを行った。
ラインアップは広島県産の有機レモンとルバーブを使った手作りジャム、宮島のカキと野菜を使った焼きギョーザ、水ギョーザのセット、「宮島ビール」のクラフトビール3種類、「焼きがきのはやし」のかき飯を家庭で味わえるかき飯の素、もみじまんじゅうのあんこを使った「あんバター」、夏・冬のかきを食べ比べることができる冷凍ガキのセット。
2月に東京ビッグサイトで開催された「グルメ&ダイニングスタイルショー2023」でお披露目したところ「連日多くのバイヤーが訪れ、好評をいただいた」と支援する宮島町商工会の担当者は話す。
販売は宮島で営業する店舗や自社ホームページで行う。ギョーザセットは8月販売予定。