もみじまんじゅう製造販売の「にしき堂」(広島市東区)が1月23日から、徳川宗家十九代継承を記念した和菓子「楓果(ふうのか)」の販売が始まった。
栗を練り込んだ白あんを、栗の風味が香るカステラ生地で包み込んだ同商品。徳川宗家十九代を継承した徳川家広さんからの依頼で、にしき堂が作った。
家広さんは「長年の乱世を終わらせ、太平の世の礎を築いた家康公の平和への思いを、お菓子に表現してほしい」と依頼。にしき堂では「平和への思い」をコンセプトに据え、異なる性質を持つ栗と白あんを独自の製あん技術で一つの菓子にまとめたという。
価格は1個170円。直営店や公式オンラインショップで販売するほか、日光東照宮(栃木県日光市)、「どうする家康 浜松 大河ドラマ館」(静岡県浜松市)での取り扱いも調整中という。