現在閉鎖中の広島駅地下道南口改札が3月18日、全IC専用改札としてリニューアルする。IC専用改札の導入はJR西日本で初めて。
地下道南口改札は2020(令和2)年9月から始まった広島駅ビルの建て替え工事に伴い、閉鎖していた。自動改札はリニューアル前と同じ7通路を設ける。
JR西日本中国統括本部によると広島駅でのICカード利用者は1日の乗降客のうち85パーセントを占める。専用改札を設置することで、「さらにICカードの利用を高めたい」(同社中国統括本部長の藏原潮さん)という。さらに専用改札は通常の改札機に比べ、メンテナンスコストが削減されるメリットも。人員を配置しないため、トラブルなどにはインターホンで遠隔で対応する。
改札の利用再開に伴い、広島駅南側の駅前福屋、エールエールなどの商業施設へのアクセスも改善される。
利用時間は始発から終電まで。