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しまなみ海道で「のろのろ一本橋」全国大会 自転車神社で開催へ

一本の板の上を落ちることなく、誰が一番長い時間を掛けて安全に渡れるかを競う「のろのろ一本橋」

一本の板の上を落ちることなく、誰が一番長い時間を掛けて安全に渡れるかを競う「のろのろ一本橋」

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 しまなみ海道の「自転車神社」として親しまれている「大山神社」(尾道市因島、TEL 0845-23-6000)で11月12日、「のろのろ一本橋 第1回全国大会」が開催される。

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 瀬戸内海のほぼ中央に位置し、広島県尾道市と愛媛県今治市をつなぐ「しまなみ海道」が通る島の一つである因島(尾道市)にある同神社。2012(平成24)年から、しまなみ海道を走るサイクリストの休憩所として神社境内を開放している。交通安全や旅の安全を祈念するサイクリストも増え、休憩に立ち寄ったサイクリストがSNSに投稿した情報が口コミで広がりを見せ、日本で唯一の「自転車神社」と呼ばれるようになったという。

 「のろのろ一本橋」は、一本の板の上を落ちることなく、誰が一番長い時間を掛けて安全に渡れるかを競うゲーム。板の長さは、長さ8メートル、幅25センチ。中学生以上の「大人の部」と小学生以下が対象の「子どもの部」に分け、それぞれの部門で順位を競う。

 ゲームの前身は、2014(平成26)年5月に行った「第1回自転車神社祭」でのバランス競技。現在の一本橋スタイルではなく、自転車に乗り、足を地面につけない状態で、どれだけ動かずに立っていることができるかバランス力を競った。一本橋は翌年から使うようになり、その後は、さまざまな障害物を避けながら自転車を走らせ、運転技術の向上を目指す「自転車運動会」などで、「のろのろ一本橋」を開いてきた。

 イベントは、因島商工会議所、因島観光協会、大山神社などで構成する「因島サイクルツーリズム振興協議会」、しまなみ海道自転車道利用促進協議会の共催。同日は、「自転車運動会」「しまなみ海道自転車安全大会」も開き、しまなみ海道を訪れるサイクリストや自転車利用者の安全を祈り、安全啓発活動を行う。

 開催時間は10時30分~15時。

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