広電で広島市内各所を回りながら謎を解いていく周遊型謎解きゲームが現在、広島市内中心部で実施されている。
主催は、広島電鉄(広島市中区千田町2)。広島電鉄が保管していた秘宝「黄金の電車模型」が怪盗によって盗まれたストーリー。謎を解きながら、怪盗を捕まえて秘宝を探し出す。参加するには、謎を解くために必要なアイテムや冊子などが入った専用キットし、電車や沿線を歩いて移動して、ゲームクリアを目指す。謎解きの答えは、自身のスマートフォンやタブレット端末から入力するため、インターネットに接続する環境が必要。
所要時間は4~5時間。1日でクリアできない場合は、別日に挑戦することもできる。広電の乗務員や係員は謎の答えやヒントを知らないため、行き詰まってしまった場合は、キットにあるヒントページを活用するよう促す。
謎解きゲームは3月下旬から販売を始めた。専用キットは現在まで、500セット以上が売れている。参加者によるアンケートでは、謎解きに好意的な意見が多いという。
専用キットは1セット2,500円(大人用の電車一日乗車券1枚付き)。販売場所は、広島電鉄広島駅営業センター、紙屋町定期券窓口、千田営業センター、西広島営業センター、横川営業センター。