高級食パンで作ったサンドイッチ専門店「TERRA NATURALE(テッラ・ナチュラーレ)」(広島市中区堀川町、TEL 082-881-7757)が5月20日、広島市中心部にオープンした。
1901(明治34)年に創業で弁当・総菜などを製造・販売する「広島駅弁当」(東区矢賀5)が出店。ベーカリー事業としては、2020年6月開業した「道の駅 三矢の里あきたかた」(安芸高田市吉田町)で営業する「美味(おい)しくて、懺悔(ざんげ)」に続く2店目。いずれもベーカリーコンサルティング会社「ジャパンベーカリーマーケティング」(横浜市)の岸本拓也社長がプロデュースする。
店舗は百貨店「福屋」そばのえびす通り商店街にある「au」跡で、むさし胡店隣。店舗面積は約150平米。ビル2階建てで、1階=製造販売、2階=イートインスペース(32席)を設ける。
サンドイッチは、広島県産の野菜、向原町産の卵、瀬戸内六穀豚など、地元食材、フルーツを使った約20種類を用意する。うち8割は惣菜系が占め、価格は1個350円前後。培ってきた味付けや調理のノウハウを生かし、店内で焼く高級食パンと地元食材を組み合わせる。
このほか、サンドイッチに使う高級食パン(1本800円~)や「平田観光農園」(三次市上田町)が作ったフルーツジャムも販売する。
営業時間は10~17時(売り切れ次第終了)。水曜定休。