マツダ創業からの歴史やヒストリックカーなどを展示する「マツダミュージアム」(広島本社敷地内)5月23日、リニューアルオープンした。
同館は1994(平成6)年にオープン。来館者数は約176万人を数え、マツダ100周年となる2020年に向け、全面改装を進めてきたが新型コロナウイルスの影響で延期されていた。
今回のリニューアルでは、施設全体の空間デザインや展示内容を刷新し、来館者や地域住民により親しんでもらうことや、ブランド発信拠点としての機能を強化した。内外装はモノトーンの配色と温かみを感じさせるウッドや照明を組み合わせた最新のブランドコンセプトで統一。エントランスには、最新のマツダ車が出迎える。
館内は10の展示ゾーンで構成し、各ゾーンのテーマに合わせて色合いや照明などを変え、演出する。これまでも好評だったという実際の工場内を見られる車両組立も引き続き見学できる。施設展示はマツダの公式ホームページでも閲覧できる。オンラインでは、各ゾーンの解説に加え、ドローンで撮影した臨場感のある館内映像を取り入れた。自動車産業やクルマづくりについて分かりやすく説明した子ども向けコンテンツも用意する。
入場無料。予約制で、見学予約はインターネットで受け付ける。土曜・日曜のほか年末年始・GWなど休館。