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広島に北海道の「鮭だし」ラーメン店 矢沢永吉ファンの店主が運営

「鮭だし」を使ったラーメンを提供する「札幌鮭ラーメン麺匠 赤松」店主の赤松俊宏さん

「鮭だし」を使ったラーメンを提供する「札幌鮭ラーメン麺匠 赤松」店主の赤松俊宏さん

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 矢沢永吉さんのファン歴50年の北海道のラーメン店主が運営する「札幌鮭(さけ)ラーメン麺匠 赤松」(北海道札幌市)が4月5日、広島三越(広島市中区胡町)の北海道催事に初めて出店した。

1日100杯限定の特製ラーメン

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 「鮭だし」を使ったラーメンを提供する同店。鶏がら、鮭ぶし、道産昆布などを加えたスープに、鮭ぶしのだしを配合したみそだれやしょうゆだれで味付けをする。道産小麦粉を数種類ブレンドした特注中太ストレート麺との相性も抜群という。ラー油などで味付けしたさけフレークをトッピングすればピリ辛風味に味変も。最後はレモンを絞って、さっぱりと締めることもできるとする。

 イートインメニューは、1日100杯限定の「北海道スペシャル和こく鮭だし味噌(みそ)ラーメン」(1,320円)、「和こく鮭だし醤油(しょうゆ)」(902円)、「和こく鮭だし味噌」(979円)。持ち帰り用に「冷凍ラーメンセット和こく鮭だし味噌」(1,100円)も用意する。

 店主の赤松俊宏さんは52歳で脱サラし、2010(平成22)年10月に「札幌鮭ラーメン麺匠 赤松」を札幌市にオープンした。前職は石油ケミカルメーカー営業で、飲食店の運営は初めて。仕事で広島を訪れたことはあるが、「滞在時間は2、3時間程度」(赤松さん)。泊りがけでの広島滞在は今回が初めて。矢沢永吉さんの出身地を訪ねるに当たってSNSで、「永ちゃん(矢沢永吉さん)誕生の地に行くことを勝手に緊張中ですが(笑)」とコメントを投稿した。

 催事には5年前から、春、秋にそれぞれ2回のペースで出店してきたが、今春は三重県津市、栃木県宇都宮市、広島と続く。いったん札幌に戻り、その後は函館の催事にも参加する。赤松さんは今年で65歳になるが、「挑戦スピリットはいまだに継続している」と笑顔を見せる。

 営業時間は10時30分~19時(11日は18時まで)。最終日は17時閉場。「札幌鮭ラーメン麺匠 赤松」の出店は11日まで。北海道催事は今月18日まで。

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