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広島の中華料理店「中国飯店」がリニューアル 日本初の火鍋専門店へ

オープンに向けて準備を進める「十七門 重慶老火鍋」外観

オープンに向けて準備を進める「十七門 重慶老火鍋」外観

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 広島・紙屋町の中華料理店「中国飯店」(広島市中区紙屋町1)が2月21日、火鍋専門店「十七門 重慶老火鍋」(TEL 082-247-8188)としてリニューアルオープンする。

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 「十七門 重慶老火鍋」は中国では1000店舗を超える人気店といい、日本へ出店は今回が初めて。主力メニューは本場の漢方で作り、デトックス効果が期待できるという四川火鍋。一つの鍋で1~3種類のスープを味わえる。薬膳火鍋をメーンとしたコース料理も3,500円~1万円の価格帯でそろえ、飲み放題も用意する。客単価は3,500円。

 店舗はこれまで4階建てビルの1階~3階を客席として利用してきたが、今回から1階・2階の約60.5 坪を客席として使う。席数は80席。個室3室も設け、最大で30人が利用できる。店内禁煙。

 「中国飯店」としての営業は2021年10月に終え、店内の工事に着手した。当初は2022年1月15日にオープン予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、広島県が要請したまん延防止等重点措置に応じて、2月21日にオープンを延期した。

 営業時間は17時~24時。今後はランチ営業も始める予定。

 広島銀行本店などが入る「ひろぎんホールディングス本社ビル」裏側に位置する同店。2010(平成22)年に創業53年を迎えたが、経営者が営業に終止符を打ったため、給食弁当をメーンに手がけるランチセンター(西区小河内町2)が同年3月から経営を引き継いでいた。10月には、中区十日市町に2号店となる「中国飯店 十日市店」を飲食店の経営を手掛けるランチフーズ(同)が出店し、オープン前からネットで話題を集めた。

 紙屋町の「中国飯店」は、2012(平成24)年に閉店。中華総菜販売などを手掛ける「利利食産」が西区で営業する中華料理店「東北王(とんぺいわん)」(西区都町)が名称を「和長發(わちょうは)」に改め、中国飯店跡に移転オープンした。「和長發」は2019(平成31)年4月末まで営業。その後は飲食、貿易事業を手掛ける「郁栄」が再び、店名を「中国飯店」に改めて、2019年5月に食堂から居酒屋スタイルの営業に切り替えてリニューアルオープンしている。

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