現役医師が監修した食事やデリを自動販売機で販売する「ドクターごはん金座街店」(広島市中区堀川町)がオープンして3カ月がたった。
医療法人社団秋月会(西区己斐本町)の関連会社で、飲食・宿泊業のBe(三川町)が2021年10月にプレオープンした専門店。新型コロナウイルスの影響で運営するフルコース主体のフレンチレストラン「Restaurant be(レストラン ビー)」(三川町)の売上が低下したため、新事業として同店を立ち上げた。
店舗は金座街商店街に構える。店舗面積は約10坪。店内には、冷蔵、冷凍に対応した自販機を6台設置し、産婦人科医の香月孝史さんが監修した旬魚の西京焼き、カレー、コロッケ、和牛やムール貝を使った本格フレンチ料理、地産地消で作ったスープ、キャビアをはじめとする高級食材を約80種類を販売する。価格帯は300円~3,800円。代金の支払いは現金のほか、交通系IC、iD、QUICPay、各種QR決済に対応する。
購入客層は幅広いが、20~50代女性の利用が特に多いという。予定している自動販売機がそろい次第、グランドオープンする。最終的に100種類の品そろえを目指す。
営業時間は10時~21時(土曜は11時から、日曜は11時から17時まで)。