2023年春に全面リニューアルオープンを予定する広島市西区の商業施設「ALPARK(アルパーク)」(広島市西区草津新町2)に12月3日、スウェーデン発のファッションブランド「H&M(エイチアンドエム)」がオープンする。
H&Mは2013(平成25)年9月に広島パルコやアクセなど、商業施設が並ぶ広島本通り商店街そばに県内1号店を出店。その後も、アウトレットモール「THE OUTLETS HIROSHIMA(ジ・アウトレットヒロシマ)」(佐伯区石内東4)、大型SC「イオンモール広島府中」(安芸郡府中町)に店舗を構え、アルパーク店は県内4店舗目となる。
出店場所は、東棟2階フロア。売場面積は約1750平方メートル。トレンドからベーシックまで幅広い商品ラインナップが特徴で、レディース、メンズ、キッズ、アクセサリーを1フロアで取り扱う。オープン当日は、近隣地域の来店客を対象に参加できるキャンペーンや特典を予定する。
アルパークは1990(平成2)年に三井不動産が流通団地である商工センター内のJR山陽本線「新井口駅」そばに開業した複合商業施設。2019年5月に大和ハウス工業(大阪市北区)がアルパーク西棟、東棟を取得し、グループ会社の大和情報サービスが運営を開始した。
施設はオープンから30年が経過しており、大和ハウス工業が今年4月、老朽化した設備や内装の更新を含む大規模な改装に着手すると発表した。リニューアルは東棟から行い、2021年末から順次進める。西棟は2022年春のリニューアルを計画しており、全面改装の完成は2023年春を予定する。