広島の世界遺産「宮島」対岸の宮島口(廿日市市宮島口)で3月13日から9日間にわたって、マルシェや商店を楽しむイベントが開催される。
主催は宮島口商店会。宮島口の活性化を目的に2016(平成28)年度からイベント開催に取り組み、コロナ禍の2020年度も感染対策を講じながら継続開催した。今年初のイベントも、「宮島口の魅力を発信し、コロナに負けない地域活性化の活動の足掛かりとなれば」と意気込む。
13日から21日まで、宮島口の参加店26店では、焼きたてのもみじまんじゅうや出来たてのアナゴ料理など、ワンハンドで食べられる軽食のテークアウト販売や各店の個性を打ち出したサービスや商品の販売を行う「9days market」を開く。開催時間は10時~(閉店時間は各店で異なる)。「お砂焼き」店舗では、地元保育園児が絵付けをしたお砂焼きの皿を展示する「こどもアートギャラリー」を同時開催する。開催時間は10時~18時。
14日には、「食&雑貨」をテーマにした「みやじまぐちそぞろあるきマルシェ」を宮島口旅客ターミナル前と宮島口駅前通り商店街で開催する。廿日市市を始め、広島県内から20店が集まる。開催時間は10時~16時。
20日には、朝市「筵會茣蓙市廣島朝筵(むしろかいございちひろしまあさむしろ)」を日の出から昼前まで開く。アンティーク家具や古道具、植物などを集めた蚤(のみ)の市で、30店が出店する。当日の日の出は、6時14分予想。会場には、5時過ぎから人が集まり始めるという。店舗は11時までに随時閉店していく。
いずれも雨天決行、大雨中止。