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ENEOSが洗濯代行サービスの実証実験 広島市内2カ所でスタートへ

「ENEOS ランドリー」店内のイメージ画像。受付カウンターや返却ロッカーを設ける

「ENEOS ランドリー」店内のイメージ画像。受付カウンターや返却ロッカーを設ける

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 広島市中区の舟入で1月30日から、「ENEOS(エネオス)」が洗濯代行サービスの実証実験「ENEOS Laundry(エネオス ランドリー)」を全国に先駆けて開始する。

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 専用のランドリーバッグに入れた利用客の洗濯物を店舗で消毒、洗濯、乾燥し、畳んで返却するサービスで、広島市内の単独店舗「ENEOS ランドリー舟入本町店」(広島市中区舟入本町)と吉見園サービスステーションに併設する「ENEOS ランドリー吉見園店」(佐伯区吉見園)の2店舗で実施する。店舗面積はいずれも約40坪。「ENEOS ランドリー吉見園店」は、2月27日にオープンを予定する。

 メニューは、一般衣類(6キロ相当2,200円、10キロ相当2,750円)と布団(1枚2,750円)、毛布(2枚2,750円)コースを用意する。スピード仕上げ(400円)などのオプションサービスも追加できる。洗濯代行サービスの営業時間外であってもランドリー内に設置するロッカーを使い、洗濯物の受け取りができるほか、2021年度上期中には、利用客の自宅まで集荷、配達するデリバリーサービスの開始を予定する。

 実証では、ランドリー単体とサービスステーション併設店を比較して収益性の違い、販売方法、オペレーションおよび従業員教育などを検証する。今後は実証店舗の拡大や法人向けメニューなど追加サービスを検討し、結果を踏まえて2023年度を目標にランドリーの追加サービスとしての導入を目指す。

 ENEOSでは、温室効果ガスの排出削減に向けガソリンの需要減少によって、閉鎖も考えられるガソリンスタンドの立地を有効活用するためのアイデアの一つとして取り組む。洗濯代行を始めとした家事代行サービスは、共働きや高齢者世帯の増加に伴い、家事にかかる時間および労力軽減へのニーズの高まりから、市場拡大を見込むという。コインランドリーは昨年9月から関東エリアを中心に6店舗展開している。

 営業時間は、洗濯代行=7時~20時。ランドリー=舟入本町店24時間、吉見園店4時~翌3時(23時間)。

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