新型コロナウイルス感染拡大によって、スポーツに触れる機会が減少する中、広島のプロスポーツをデジタル空間で応援する実証プロジェクト「バーチャルワールド広島」が2月中旬から行われる。
広島テレビ放送、EAD、エネルギア・コミュニケーションズ、博報堂DYメディアパートナーズ、ビーライズで構成するバーチャルワールド広島コンソーシアムが、広島県が実施するAIやIoT、ビッグデータなどの最新のテクノロジーを使った実証実験事業「ひろしまサンドボックス」を活用して取り組む。
ファンは、デジタル空間に構築したスポーツパビリオン内に、自分に似たアバターを登録することで、広島東洋カープ、サンフレッチェ広島、広島ドラゴンフライズの地元3チームをバーチャルで応援できる。各チームの特色を生かした空間では、選手紹介や練習映像、試合告知、デジタルグッズを充実させ、応援を盛り上げるほか、プロチームは新たな収入源の確保を目指す。
このほか、空間内にはイベントルームを設け、eスポーツ大会やSTU48ライブパフォーマンスなどを企画する予定という。