「広島国際映画祭2020」が11月21日から3日間、NTTクレドホール、広島市映像文化ライブラリー(広島市中区基町)を会場に開催される。広島国際映画祭実行委員会が7月6日に発表した。
新型コロナウイルスの影響で開催について協議してきたが、被爆75年を迎える今年、「広島に寄り添い、生きることや強い絆を伝える映画を通して映画の持つ力を再認識してもらいたい」と開催を決めた。安全に配慮し、会場の座席数やボランティアなどのスタッフを減らして対応に当たるほか、映画祭の様子をリアルタイムで楽しめるよう、オンライン配信の準備も進める。
同映画祭は、2009(平成21)年に広島で初開催した「ダマー映画祭inヒロシマ」が前身。2014(平成26)年から「広島国際映画祭」に名称を変え、「ポジティブな力を持つ作品を世界中から集めた映画祭」をコンセプトに毎年開催している。
今後の新型コロナウイルスの感染状況の推移により、延期や中止などの変更もあるという。