リクルート住まいカンパニー(東京都港区)が7月8日、「住みたい街ランキング」の番外編として広島の沿線ランキングを公開した。
JR、広島電鉄、アストラムラインの軌道交通を擁する広島。1位には、「JR山陽本線」(380ポイント)が選ばれた。同社は東西移動の要であり、沿線に複数の大型ショッピングセンターがあるため、住宅地として発展している街が多いことも背景と分析する。
2位は、安佐南区方面から市中心部までの移動を支える「広島高速交通アストラムライン」(92ポイント)。広域公園前から西広島まで、石内や山手の住宅地を経由しての延伸にも期待が高まっている。
3位以降は、「JR呉線」(76ポイント)、4位「広島電鉄宇品線」(38ポイント)、5位「JR可部線」「広島電鉄宮島線(以上37ポイント)」と続く。調査は、広島在住の20~40代の男女1070人を対象に2019年12月から約1カ月間、インターネットで実施した。アンケートでは、住みたい沿線を最大3つまで選択でき、合計ポイントで人気の駅を決めた。