広島・尾道のバス会社「おのみちバス」(尾道市東尾道)が5月22日、バスのフロント部分にマスクをデザインしたラッピングバスの運行を始めた。新型コロナウイルス感染拡大防止と利用者へのマスク着用を呼び掛ける。
ラッピング車両は、尾道~因島線を除き、尾道市内を走る路線バス全50両のうち20両が対象。車体の前面にマスクをデザインしたフィルムシールを貼り、最前線で奮闘する医療従事者への感謝など、同社社員が考えた全7種類のメッセージを記す。
同社では、「バス乗車時や尾道市内でご覧いただき、この危機を市民の皆さまと一緒に乗り越えていきたい」とコメントする。
バスは尾道駅前などで見掛けることができる。運行は当面の間、続けるという。