新型コロナウイルスの影響で臨時休業中だった広島市内の百貨店「福屋」「広島三越」「天満屋広島緑井店」が5月18日から営業を再開した。
今月15日に広島県から発表された「百貨店等施設への休業要請の解除」を受け、各店では時短営業を再開した。18日は朝からあいにくの雨だったが、広島三越(広島市中区胡町)には、開店直後から、定期的に客が来店した。
感染拡大防止のため、4カ所ある出入り口を相生通りに面した2カ所に絞り、同店スタッフが入店時にサーモグラフィによる検温とマスク着用の確認を実施。正面玄関のライオン像もマスクを着用して、来店客にマスク着用を呼び掛けた。このほか、エレベーターは定員の半分にあたる4人に利用制限し、距離を保つよう足元にシートを貼る。エスカレーターも同様に間隔を空けて乗降するようシートを貼った。営業時間は10時30分~18時。閉店を1時間早めた。
福屋(中区胡町)は八丁堀本店、広島駅前店のレストランフロアを除き、全店で営業を再開した。営業時間は、八丁堀本店、広島駅前店、FUKUYA ADDICT、五日市店、尾道店=11時~18時、岩国店、大竹店、呉店、西条店、浜田店、三次店、焼山店=10時~17時。エールエールA館は通常よりも1時間短い11時~19時で営業する。レストランフロアは21日から営業する。
天満屋広島緑井店(安佐南区緑井5)は、一部店舗を除き、10時~18時で営業する。3密回避の取り組みとして、ネットショッピングやカタログ販売などを強化していく。そごう広島店(中区基町)、広島パルコ(中区本通)は今月20日から、営業を再開する。営業時間は11時~19時(そごう本館レストランフロアは11時~21時)。