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広島で「子ども向け弁当」宅配サービス 新型コロナで休校、家庭支援で

今月4日から販売を始めた「ハーストーリィハウスデリキッチン」主婦シェフ手製の「子ども向け弁当」。写真はイメージ。

今月4日から販売を始めた「ハーストーリィハウスデリキッチン」主婦シェフ手製の「子ども向け弁当」。写真はイメージ。

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 広島で弁当製造・販売などを手掛ける「HERSTORY HOUSE DELI KITCHEN(ハーストーリィハウスデリキッチン)」(広島市西区田方2)、「広島駅弁当」(東区矢賀5)が3月4日から、新型コロナウイルスによる休校要請を受けて、子ども向け弁当の宅配を始めた。

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 両社は、小学校などに学校給食や食育弁当も提供しているが、休校に伴い、食事の提供が止まったことから、空いたスケジュールを活用して、宅配弁当サービスを始めた。主に子どものランチを想定し、自宅や児童・保育施設などに配達する。

 女性マーケティングを活かした事業展開する「ハーストーリィプラス」(中区本川町2)が運営する「ハーストーリィハウスデリキッチン」(TEL 082-208-0517)では、同店の主婦シェフが手作りする「子ども向け弁当」(600円)を用意する。ショウガやみそなどを使い、体を温め免疫力を上げる総菜を積極的に取り入れた。

 同店では、通常1万5,000円以上を購入すると無料宅配していたが、期間中は3,000円以上の購入で無料宅配する。配達エリアは、広島市内、廿日市市、安芸郡府中町。代金は配達時に引き換える。配達メニューは、オードブル(5,000円)や唐揚げ弁当(900円)、「2段お弁当」(1,200円)などもそろえており、佐藤緑社長は「外食を控えてらっしゃるのか、自宅にオードブルを注文される方も多い。仕事帰りなどに弁当を店頭で受け取る方や、店を利用したことがない方からの弁当注文もある」と話す。

 「広島駅弁当」(TEL 082-286-0181)は明日6日から、「MaMaサポート弁当」をワンコイン(500円)で販売する。メニューは、ハンバーグ、焼きそば、唐揚げなど5種類。宅配メニューには、このほかにも弁当数種類が加わる。広島市内を中心に、東広島市、廿日市市、呉市の一部地域に配達する。配達は3,000円から無料。3,000円未満の場合は、別途配達料がかかる。注文は2日前の昼まで、電話やファクスで受け付ける。

 子ども向け弁当の宅配期間は、ハーストーリィハウスデリキッチン=今月31日、広島駅弁当=4月5日まで。

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