駅構内の飲食物販店の運営を行っているジェイアールサービスネット広島(広島市東区)は3月30日、丼専門店「駅丼(エキドン)」(広島市南区松原町、TEL 082-568-6066)をJR広島駅南口郵便局そばにオープンした。
店舗面積は約37坪。席数は、カウンター=32席、テーブル=5卓(20席)の全52席を設ける。外観とメニューには、オレンジと黒の目立つ2色を使用。内装は外観とは異なり落ち着いたベージュを基調にした。店内に入ると、回転ずしを想像させるようなカウンター席とマス目の中に丸を描いた壁面が目に入る。「壁面の模様は『丼』の文字をイメージした」と店長の川口さん。
メニューは、牛丼(380円)、薄めに切り食べやすくした「豚丼」(350円)、川口さんが学生時代に食べた味を商品化したという「カツ玉牛丼」(580円)、「キムチ豚丼」(450円)、「チーズ牛丼」(480円)など。朝定食も牛、豚、魚の3種類を用意する。「丼ものは少し甘めで、昨日のすき焼きのような味にしたい」(川口さん)という。
同店の利用客はビジネスマンや駅構内で働く人だけでなく、周囲に予備校が多いことから予備校生も多い。客単価は500円前後を見込む。川口さんは「駅で24時までご飯が食べられる店は少ないので、時間帯でも有利では」と意気込む。
営業時間は7時~24時。