タイの格安航空会社(LCC)「ノックエア」が12月18日、広島空港(三原市本郷町善入寺)に就航した。ノックエアが日本に定期航路を就航するのは今回が初めて。
広島空港の国際線7路線目となる広島~バンコク線の定期便の運航は2009(平成21)年10月以来、10年ぶり。運航は水曜・金曜・日曜の週3便。バンコクではドンムアン国際空港に発着する。フライトスケジュールは、広島発11時・バンコク着15時15分、バンコク発2時30分・広島10時着。
ノックエアは、タイ国内で22路線を展開しており、バンコクで乗り換えてチェンマイやプーケットなどの観光地に足を延ばすことができる。チケットは片道1万4,284円~(空港税や燃油サーチャージなどが別途必要)。
広島空港は、年間約300万人(2018年度)が利用しており、国際線は今年8月現在、ソウル(韓国)、大連・北京、上海(中国)、台北(台湾)、香港、シンガポールの6路線が週28便運航している。国内線は羽田(東京)、成田(千葉)、札幌(北海道)、仙台(宮城)、沖縄の5路線。