広島・尾道にある寺院「浄土寺」「宝土寺」「西國寺」で現在、週末を利用した夜間ライトアップや音楽イベントが行われている。
JR西日本が2018(平成30)年5月に発表した中期経営計画「せとうちパレットプロジェクト」の一環。西日本エリアの中でも多様な観光資源を有する「瀬戸内エリア」で鉄道事業と同社グループが持つさまざまなコンテンツを生かして地域の活性化を目指す。
ライトアップした寺院では、音楽や芸能、講話なども行う。浄土寺では世界無形遺産の「能」、ハーモニカ、中国古典楽器演奏を展開する。宝土寺では地元の太鼓集団による和太鼓演奏、西國寺では尾道の歴史や仏教について、麻生裕雄副住職が特別講話を行うほか、尾道産レモンを使ったご当地料理「レモン鍋」の試食会も行う。
開催日は、浄土寺=11月23日・24日、宝土寺=11月9日・10日・16日・17日、西國寺=11月17日・23日・24日。入場無料。先着順。ホームページでも先行予約を受け付けており、空席があれば当日参加も可。「レモン鍋」試食会開催時間は17時15分~19時45分(無くなり次第終了)。