広島・中央通りで9月19日、今秋オープンするファッション施設「FUKUYA ADDICT(フクヤアディクト)」(広島市中区胡町)の内覧会が行われた。
2019年に創業90周年を迎える福屋が、「生活者の知的好奇心を刺激する、広島の新しいランドマーク」を目指して9月20日に開業する同施設。
ファッションをはじめ、オーガニックやナチュラルコスメ、デザインなど多岐にわたって事業展開する「マッシュホールディングス」(東京都千代田区)がコンセプトやアーキテクト、インテリアとグラフィックデザインを手掛ける。
施設内は1階・2階の2フロア構成で、総面積は約660平方メートル。内装にはシルバーをふんだんに取り入れる。1階では洋服や雑貨、美容・健康アイテムを扱うほか、2階では「FUKUYA ADDICT」のコンセプト「POST luxe.(ポストリュクス)」を体現し、ファッションコンシェルジュがブランドの垣根を越えて来店客にアドバイスを行う。メインターゲットに20~40代女性を想定し、婦人服、雑貨、コスメとマルチな品ぞろえでフロアごとに異なる雰囲気を演出する。
取り扱いブランドは、女性向けアパレル「emmi(エミ)」「FRAY I.D(フレイアイディー)」「CELFORD(セルフォード)」「Mila Owen(ミラオーウェン)」「gelato pique(ジェラートピケ)」「CELFORD(セルフォード)」「styling/(スタイリング)」「FURFUR(ファーファー)」、オーガニック&ナチュラルコスメのセレクトショップ「Cosme Kitchen Beauty(コスメキッチンビューティー)」の8ブランド。「ミラオーウェン」「ジェラートピケ」を除く6ブランドが広島初登場となる。
内覧会にゲストとして来場したモデルのSHIHOさんは「ワンフロアで旬のトレンドが分かる。ファッションだけでなく美容などトータルで楽しめる」と笑顔を見せていた。
営業時間は10時~20時。
福屋八丁堀本店南館は2008年にリニューアルし、アパレル大手のワールド(兵庫県神戸市)が手掛ける女性向けセレクトショップ「OPAQUE(オペーク) HIROSHIMA」が7月22日まで約10年間営業してきた。