広島市内を7月21日から、被爆電車が期間限定で走る。
被爆電車の運行は被爆70年の節目を迎えた2015年から広島電鉄と中国放送が共同で実施しており、今年で4回目を迎える。
運行車両は青色の車体が特徴的な被爆電車653号。7月・8月の土日を中心とした8日間に1日2便、広島駅を出発し、西広島駅で折り返して原爆ドーム前までの臨時ルートを走る。
車内では被爆者の証言や復興エピソードをVTRで上映する。昨年からは外国人の乗車にも対応しようと英語の字幕を付けた。
定員は1便25人。全国から幅広い年代の申し込みがあり、広島在住の外国人からの申し込みもあったという。
乗車運賃は高校生を除く18歳以上=500円、小学生~高校生=200円。申し込みは特設サイトで受け付ける。7月6日まで。