広島バスセンター(広島市中区基町)3階のバスターミナルコンコースに3月23日、7店舗の飲食店が出店する「バスマチフードホール」がオープンした。
同施設は広島バスセンター(中区基町)が運営。1974(昭和49)年のビル完成とともに営業を開始した。3階フロアは6年前に物販コーナーを改装したが、飲食ゾーンの大規模改修は今回が初めて。バスターミナル利用客の多様なニーズやライフスタイルに応えようと「食のコミュニケーションスペース」としてリニューアルした。
改装は2回に分け、第1期となる今回は、鉄板グリル店やドリンクカウンターを併設したピザ・パスタ店、サラダやコールドプレスジュース専門店、日本酒や麺、丼物を取りそろえた店舗など、7店舗が先行オープン。第2期では、洋菓子店「ボストン」、もみじまんじゅう店「にしき堂」、同社直営店「バスマチストア」の物販3店舗が4月27日にオープンを予定する。
売り場面積は約974平方メートル。客席は135席。フロア内はメインダイニング(3店舗)と物販エリア(7店舗)に分け、店舗数は最終的に10店舗となる。
フードホール内ではジャズを主としたBGMを流し、照明はシャンデリア、ペンダントなど、種類の異なる照明を配置。サービス提供の時間帯によって調光器により照明の照度を変更する。Wi-Fi環境も整備し、フードホール内に設ける3カ所のカウンター席にはUSB対応コンセントも完備する。
利用客層は、平日はビジネスパーソン、休日は買い物や観光客を見込む。1日当たりの利用客は1800人を目標にしており、第2期オープン後は2400人を目指す。
営業時間は7時30分~22時30分(店舗により異なる)。