広島・西風新都に4月27日、9スクリーン・1409席を備えたシネマコンプレックス「イオンシネマ広島西風新都」(広島市佐伯区石内東4)がオープンする。
フランス・キネット社製のシートは「サロンシネマ」でも使っている
イオンエンターテイメント(東京都港区)が手掛ける「イオンシネマ」は全国35都道府県で90劇場、国内最多の765スクリーンを展開しており、同劇場はイオンモールが手掛けるアウトレットを核にした大型商業施設「THE OUTLETS HIROSHIMA(ジ アウトレット広島)」の核テナントとして出店する。
劇場はイオンシネマの新しいブランドデザインを採用した1号店で、イオンシネマのブランドカラーと映画をモチーフにしたデザインを採用したロビーや光のゲートなど、新しい空間デザインを取り入れた。客席はイオンシネマとしては初めて全席にフランス・キネット社製600ミリ幅のコクーンシートを導入し、シート幅は同社の標準座席より50ミリ広げ、ゆとりを持たせた。
最大劇場の6番スクリーンには「Christie ヴィヴ・オーディオ」を導入。「優れた音質」の「リボン・ドライバー・テクノロジー」と「高いパフォーマンスを発揮」する「ライン・アレイ・スピーカー・デザイン」との組み合わせにより、音の指向性を高め、不要な音の拡散を最小限に抑えることで、客席の前方から後方まで、均一レベルの音を届けるという。このほか、床から天井、左右の壁まで広がる大スクリーンと明るく、高解像度によるクリアな映像を提供する「Christie 4Kプロジェクター」も搭載する。
劇場では「ジ アウトレット広島」との相乗効果にはもとより、山陽自動車道「五日市IC」から車で 5 分の立地を生かし、県内外から幅広い集客を目指す。
料金は、一般=1,800円、大学生=1,500円、幼児~高校生=1,000円。