酒造りの蔵元7社が集まる広島の酒都(しゅと)・西条で3月3日、新酒やまち歩きを楽しむ「醸華町(じょうかまち)まつり」が開催される。
西条駅周辺の西条酒蔵通り一帯で開く同イベント。「東広島ボランティアガイドの会」設立10周年を記念して2007年に初開催したが、イベント規模の拡大に伴い東広島市観光協会との共催で開くようになり、今年で11回目を迎える。
当日は新酒香る酒蔵通りを散策しながら8つのポイントを巡るスタンプラリーや西条酒を使ったカクテルやつまみを販売する「酒がーでん」、「くぐり門」広場では利き酒や水利き大会を行う。日頃は見学が難しい酒蔵もイベントに合わせて予約制で公開するが、イベント実行委員会によると、すでに定員に達したという。
各酒蔵では餅つき大会を行うほか新酒を解禁。賀茂鶴では、特設の「賀茂鶴BAR」をバージョンアップした「賀茂鶴酒蔵マルシェ&ライブ」を開き、限定酒やバルーンアートやけん玉のワークショップ、酒蔵ライブを行う。人出は5000人を見込む。
開催時間は10時~16時。雨天決行。問合わせは西条酒蔵通り観光案内所(TEL 082-421-2511)まで。