広島市沿岸部の「マリホ水族館」(広島市西区観音新町4)で1月28日、魚介類7種類を使った「マリホ水族館汁」の振る舞いが行われる。
魚をより身近に感じてもらい、命の大切さを学んでもらおうと同館が初めて食育イベントを企画した。子どもの魚離れが進み、必要な栄養素の摂取が減っていることも背景にあるという。
「マリホ水族館汁」は、同館の「瀬戸内水槽」で展示しているマダイや小イワシ(カタクチイワシ)、夜泣貝(ナガニシ)、アコウ(キジハタ)など、魚介類7種類を業者から仕入れて作る。担当者は「普段から食べられている魚を選んだ」と言い、味付けは現在、思案中という。当日は水族館前で先着1000人に振る舞う。
このほか、飼育員が汁に入っている魚介類などの豆知識を話すコーナーも設ける。さらに漢字を書きながら生き物への興味・関心を高めてもらおうと「マリホ漢字ドリル」(全12問)を希望する子どもを対象に配布し、7問以上の正解者記念品を進呈する。
開催時間は11時~16時。無くなり次第終了。少雨決行。