広島三越(広島市中区胡町)向かいのオフィスビル跡に環境配慮型のオフィスビル「新広島ビルディング」(中区幟町)を建設すると12月1日、三菱地所が発表した。
ビル建設地は広島市中心部の主要道路である相生通りに面したオフィスや商業ビルの集積地、八丁堀エリアに立地する。「新広島ビルディング」を所有する神戸広島ビルが地上9階建ての同ビルを解体した上で、三菱地所が敷地に定期借地権を設定し、新たなオフィスビルを開発する。
敷地面積は329坪、延べ床面積は3478坪。地上14階建て鉄骨造、駐車場は68台を備える。竣工後のビル名称は引き続き「新広島ビルディング」とし、オフィス店舗テナントを誘致する。「新広島ビルディング」に入居していた「百十四銀行広島支店」は再入居する予定。
建設するビルは建築基準法が定める耐震性を1.25倍上回る耐震設計で、環境に配慮した高効率の空調設備やLED照明等を導入し、省エネ・低炭素化にも貢献する。その性能は日本政策投資銀行による「DBJ Green Building認証制度」において、「極めて優れた『環境・社会への配慮』がされたビル」として評価されたという。
完成は2019年10月31日を予定。