広島県が10月24日、広島に関する話題だけを掲載する全国初の県営SNS「日刊わしら」をオープンした。
広島の情報に特化にしたSNSは広島県のブランディングを目的に制作。2012年に「広島県観光大使」として有吉弘行さんを起用した、大型観光キャンペーン「おしい!広島県」仕掛け人のクリエーティブ集団「KOO-KI」(福岡市中央区)共同代表の江口カンさんが企画に携わり、タウン情報誌「Tj Hiroshima」を発行するアドプレックス(広島市中区舟入南1)が運営する。
サイト内では地域の話題を県民や広島に縁のある人々などが投稿し、県外に広島の魅力を発信する。投稿するのは、地元のネタや日常の出来事など、広島に関する情報全般。関心を集めた投稿はユーザー同士で共有や拡散され、記事の内容に共感するとフェイスブックの「いいね!」に相当する「じゃね!」ボタンを押してほかの投稿へ反応できる。
サイト内で話題を集めた記事はランキング形式で発表し、1日3回更新するほか、タウン誌の編集長やラジオDJなど県内で活動する6人を「編集部員」に任命。投稿内容の精査やユーザー同士の交流を促すサポートを行う。県ではユーザー同士の交流の広がりにも期待を寄せる。