食べる

広島県産トマト使ったハンバーガー、モスバーガーが県内販売へ

広島の「マル豊」トマトを使った「デラックスモスバーガー ダブルトマト」

広島の「マル豊」トマトを使った「デラックスモスバーガー ダブルトマト」

  • 113

  •  

 トマトを使った全メニューに広島県産トマトを使う産地直送企画「モスの産直野菜フェスタ」が8月25日~27日の3日間、広島県内のモスバーガー全34店舗で行われる。

限定バーガー、トマトと一緒に県知事を表敬訪問

[広告]

 地元の野菜を使ったハンバーガーを味わってもらおうとモスバーガーを展開するモスフードサービス(東京都品川区)が2014年から、できるだけ農薬や化学肥料に頼らずに野菜を栽培している農家の協力を得て、全国の店舗で実施している企画の一つ。

 広島での開催は4回目となり、今回は神石高原町でトマトを栽培する「神石高原まる豊とまと生産出荷組合」が協力する。神石高原は標高約500メートルの冷涼な気候と昼夜間の温度差がある場所で、県内一の生産量を誇っていたコンニャク栽培が生産者の高齢化や取引単価の下落などにより低迷。コンニャクに代わる作物として当時、露地栽培されていたトマトに着目し、昭和50年代にハウス栽培を始めた。

 太陽の恵みをたっぷり浴びて育まれたトマトは「マル豊」ブランドとして収穫量の6~7割を県内へ出荷する。昨年は約1150トンを収穫しており、今年も同量を見込む。同組合は広島県産応援登録制度にも登録し、「マル豊」トマトの認知拡大や担い手の育成にも積極的に取り組んでいる。

 期間中は同組合の畑で収穫したトマトを直接店舗へ運び、トマトを使った全メニューに使う。そのほか、「デラックスモスバーガー ダブルトマト」(650 円)、「デラックスモスチーズバーガー ダブルトマト」(680 円)の2種類と「マル豊」トマト(1 個180 円)も限定販売する。

 今月18日、販売に先駆けてモスフードサービス取締役執行役員営業本部長の後藤幸一さんと同組合の組合長井上彰さんが湯崎英彦広島県知事を表敬訪問した。井上さんは「神石高原トマトは酸味と甘みがミックスされている」と魅力をアピールした。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース