広島のスニーカーメーカー「ニチマン」(府中市府中町)が6月23日、サイクリングシューズ「onemile瀬戸内(ワンマイル)」の販売を始めた。
備後地方で80年以上の歴史を持つ同社がサイクリストの聖地と親しまれる「しまなみ海道」をイメージして開発した。
サイクリングをライフスタイルの一環として楽しんでいる消費者に向け、ファッション性と機能性の両面から安心・安全で楽しいサイクリングをサポートするスニーカーとして提案しようと、新カテゴリーとして「ワンマイル瀬戸内」を立ち上げた。同社がサイクリングシューズを手掛けるのは今回が初めて。
スニーカーの側面やかかと部分には反射材を採用し、靴の外側には靴ひもを挟むシューレースホルダーを付け、靴ひもがギアに絡まない防止機能を備えるほか、靴底は前後どちらの方向にもグリップしやすいよう細かな凹凸の意匠でペダルをしっかりと掴むよう工夫を施す。かかと部分には伸縮性の高いタンを付け、引き上げると靴べら無しで簡単にシューズを履くことができる。
サイズは女性向け(22.5センチ~24.5センチ)と男性向け(25センチ~28センチ)。イエローやブルー、ネイビー、グレイ、レッド、ブラックの6色で展開する。今後はアイテム数を増やしていく予定という。
販売価格は9,180円。福山や尾道市内のサイクリングショップ、府中市内の直営店、オンラインショップ「GLOBAL SHOES GALLERY」で販売する。