広島-尾道で「サイクルトレイン」-しまなみ海道へ限定運行

現地ガイド付きツアーで福山・鞆の浦ポタリングコースを走行する参加者

現地ガイド付きツアーで福山・鞆の浦ポタリングコースを走行する参加者

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 本州と四国を結ぶ瀬戸内しまなみ海道まで、自転車を乗せてノンストップで運行する「サイクルトレイン」が9月18日から広島駅と尾道駅間で限定運行を始める。

鳴滝山展望台からの景色

 主催は、広島県、尾道市、尾道観光協会で構成されている「広島県サイクルトレイン実行委員会」。昨年、開通10周年を迎えた「しまなみ海道」で、サイクリングの通行客が増えたことから企画。気候が穏やかな9月中旬から10月中旬の約1カ月間、土曜と日曜に限定で運行する。

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 サイクルトレインは、JR山陽本線を走行する通常の4両編成の電車に自転車を乗せて広島から尾道までノンストップで運行するもので、自転車を分解せずに電車に乗せることができるのが特徴。モニター運行では、安全面から自転車と乗客を別々の車両に乗せたが、高価な自転車も多かったことを背景に今回の運行では、同じ車両への乗車が可能になった。

 参加者には、ロードレーサーやクロスバイク、マウンテンバイクなどの参加が増えると予測。ホームページや自転車店へ配布したチラシで参加を呼びかけたモニター運行時には、ロードレーサーやクロスバイクなどが目立ち、全体の4分の3を占めた。モニター運行は、1週間で78人からの応募が相次いだ。

 同実行委員会が行った滞在時間や運行ルートなどに関するアンケートでは、「11月や春の運行希望もあった」と広島県商工労働局観光課主任の川口啓一郎さん。反響によって次回の開催を検討するという。

 自転車歩行者専用道路が併設され、海を眺めながらのサイクリングを楽しむことができる特徴がある瀬戸内しまなみ海道。同実行委員会では、初心者から中級者向けの現地ガイド付きツアー(2,000円~)も実施。「沿道には美しい景色が広がり、グルメや観光スポットも充実している」と参加を呼びかける。

 参加費用は乗車料金と保険料のみで、大人=3,000円、小学生=1,540円(いずれも往復)。問い合わせは、尾道観光協会(TEL 0848-37-9736)まで。