ジーンズや作業服メーカーのタカヤ商事(福山市千田町)が2月、高視認性の素材を使った犬用ウエアの販売を始める。
ペット用の安全服を作るのは今回が初めて。同社ユニホーム事業部が長年培ってきた技術や素材を使い、散歩する犬の安全に対する潜在需要を見込んで考案した。
ウエアはショートベスト(3,900円)とレインコート(6,900円)の2種類。危険性が高まる早朝や薄暮、雨天時の散歩中における自動車などとの接触事故を回避するため、実際に危険な作業場で採用されている生地や3M反射パーツを使った。
小型犬向けでチワワやトイプードル、ポメラニアンなどの犬種にサイズ対応しており、それぞれ黄色とオレンジの2色で展開する。
販売については2月、ユニホーム販売店向け展示会で受注を始め、取引販売店などを通じて販路拡大を目指す。