福屋広島駅前店(広島市南区松原町)で11月17日、今シーズンで現役を引退するカープの黒田博樹投手にフォーカスした写真展「ありがとう黒田投手」が始まった。
同展は今月23日に「Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島」(南蟹屋2)で開くカープファン感謝デーに合わせて企画する恒例イベント。全国のカープファンが集う場所に育てようと球場が完成した年から毎年、開幕とファン感謝デーの時期に合わせて写真展などのイベントを定期開催している。
会場となる1階広場には黒田投手のカープでの歴史を振り返る大型の写真パネルを展示する。カープに入団した1996年から25年ぶりのリーグ優勝を果たした2016年までのトピックをまとめた写真の中には、メジャーリーグ挑戦前とカープ復帰後の投球フォーム写真もある。
リーグ優勝決定後の胴上げや新井内外野手と抱き合うシーン、優勝報告会で最後にマウンドに立った黒田投手の姿も大型パネルで展示するほか、今シーズンの黒田投手の活躍を納めた写真パネル15枚は展示終了後、希望者に抽選で進呈する。
「心に残る大画像で黒田投手の息吹を感じてもらえれば」と同店担当者。旧市民球場で黒田投手が実際に使っていたロッカーも球団から借りて実物を展示。吹き抜けにはリーグ優勝と黒田投手のカープ復帰を歓迎して2015年当時、福屋八丁堀本店の社屋に掲げた2種類の懸垂幕も用意した。
開催時間は10時~20時。今月23日まで。