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広島・安芸津の酒蔵で「キャンドルレストラン」 民謡流し、一日限りの夏祭り

開場すぐの「レストラン酒場」の様子

開場すぐの「レストラン酒場」の様子

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 瀬戸内海に面した東広島・JR安芸津駅前の柄酒造(東広島市安芸津町、TEL 0846-45-0009)で6月20日、酒蔵祭り「キャンドルレストラン」が開催された。

入場してすぐ飲食ブースが広がる

 イベントは安芸津出身のキャンドル作家チエミサラさんが主催。「キャンドルをともした明かりには人を集め、場をつくる力がある」と2012年から地元・安芸津でキャンドルイベント「JIMOTO LIGHT」を開いてきた。今年は子どものころからの遊び場だったという酒蔵を会場に選び、「新たな地域力の見えるイベント」として、一日限りの酒蔵祭りを企画した。

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 酒蔵に囲まれた広場は民謡や祭りばやしが流れる「キャンドル酒場」として開放。一升瓶ケースを重ね、天板を付けた即席テーブルの上には、柄酒造の空き瓶に安芸津の草木を飾りつけた。すし、てんぷら、そばの和食職人が腕を振るった。安芸津名物のジャガイモやカキもメニューに加え、「杜氏鍋(とうじなべ)」は夏仕様にアレンジして提供した。出店者は安芸津や東広島だけでなく、広島市内から集まった。

 日中は、ぐい呑(の)みの絵付けと、キャンドル作りのワークショップも開き、参加者からは「楽しい」「夢中になる」との声も。チエミさんの同級生も販売など、スタッフとして協力した。会場には浴衣姿の子どもたちや地域住民の姿も目立った。母屋の一部も「キャンドル庭園」として一般開放し、日本庭園に面した和室ではうちわを片手に語らう来場者も。夜にはキャンドルをともし、幻想的な雰囲気を演出した。