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東日本大震災から4年、広島で黙とう-311本の「花の傘」咲く

一輪の花を描いた傘311本を集めてライトアップした

一輪の花を描いた傘311本を集めてライトアップした

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 東日本大震災から4年を迎えた3月11日、広島・原爆ドーム対岸の親水テラスに311本の「花」が咲いた。

昼間に咲いた「花の傘」

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 アーティストとして被災地の支援活動に取り組むミレイヒロキさんの作品「白い花の傘」を使ったインスタレーションはピース&フラワープロジェクトが主宰する。3月11日に合わせて、一輪の花を描いた約60センチの白い折り畳み傘311本を集め、「みんなの心に一輪の花を」を合言葉に今年も開く。

 「それぞれの思いのつなぎ方になれば」と同事務局の山下隆視さん。「公の場で行うことで、慰霊のきっかけになれば」とも。当日は晴天に恵まれたが風が強く、傘が飛ばされないよう、柄の部分を紐で結び準備を進めた。

 キャンドル500本で「3.11」を作り、被災地に向かって黙とうする集いと共同開催し、500人以上が参加。日が落ちると傘の持ち手に固定したLEDライトに明かりをともし、キャンドルを一つ一つ点火した。

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