広島・並木のレンタルスペース「並木の屋根うらバコ」(広島市中区三川町)で9月26日、着物の販売やコーディネートを行うイベント「キモノ★マルシェプラス」が始まった。
イベントを取り仕切るのは、広島で着付け教室や着物イベントを行う「放課後キモノ倶楽部」(本川町2)を主宰する板羽エミコさん。着物店の店主やピアスや帯留め、かんざしなどの小物を制作する作家ら9人がセレクトしたアイテムを持ち寄った。
古着でそろえた着物はアンティークやモダン柄などさまざま。価格は5,000円~8,000円を中心に幅広い。会場では、板羽さんや着物店の店主が常駐してコーディネートの相談に乗る。県外やネットのみで取り扱う出店者も参加することから、「実際に手に取って商品をご覧いただければ」と板羽さん。
2年前に着物コーディネートの楽しさに気が付いたというステンドグラス作家の今中里絵子さんは、帯留めやピアスなどを出品する。「着物に合わせて一つ一つのアイテムで変化をつけて楽しんでもらえたら」と板羽さんは期待を寄せる。来場者は30~40代の女性が多く、フェイスブックなどのSNSや口コミでの広がりを見せている。
27日の開催時間は11時~15時。28日は、大阪で着付け教室「ツバキ庵」を主宰するモリタマミさんのカラーレッスンを予定する。