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広島・幟町の「青柳屋本店」改装-和菓子と洋菓子を1カ所で販売

5月末にリニューアルオープンした「青柳屋本店」外観

5月末にリニューアルオープンした「青柳屋本店」外観

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 外食やコンサル事業を手掛けるインスマート(広島市中区袋町)は5月30日、老舗和菓子店「青柳屋本店」(幟町、TEL 082-221-1112)を改装し、敷地内に洋菓子店「beurre sucre (ブールシュクレ)」(TEL 082-511-0002)をオープンした。

洋菓子店「ブールシュクレ」外観

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 和菓子の普及拡大を目的に店頭と店内の改装に着手。これまでカフェスペースに利用してきた京橋通り側に青柳屋、和菓子の販売を行ってきたエリザベト音楽大学前にブールシュクレが入る。和菓子と洋菓子を購入できる「スイーツストリート」をコンセプトに、中庭を挟んだ縦長の敷地に2店舗を構えた。店舗面積は青柳屋=18坪、ブールシュクレ=10坪。

 ブールシュクレは、西区三篠で営業していた洋菓子店「パティスリーサンガ本店」が前身。同所への移転をきっかけに店名を変更した。看板商品の「ピュイ・ダムール」を中心にラインアップも刷新。生菓子25~30種類、焼き菓子30種類を常時そろえる。

 日持ち商品を増やした青柳屋は、主力商品の「かりんとうまんじゅう」や数量限定で販売する「京橋通りのシュークリーム」、ひろしま菓子博に合わせて商品化した「クリームぜんざい」など15~20種類を販売。かりんとうまんじゅうはお中元シーズンに合わせて、冷凍商品の展開も始める。

 カフェは製造室として利用していた2階フロアに移動。製造機能を1階に集約してスペースを作った。床や天井はそのまま生かし、壁面は白で統一。照明を落としシャンデリアを飾る。席数は約30席。1階で購入した商品やドリンクを楽しむことができる。スタッフは2店舗で接客できるよう教育。店舗間でのフォロー体制も整える。ターゲット層は20代前半~40代、客単価は、青柳屋=約2,000円、ブールシュクレ=約1,500円。

 営業時間は10時~20時。

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