卵に関する知識の普及と消費拡大を図ろうと取り組むプロジェクト「たまごニコニコ大作戦2014」が6月1日、生産直売型の青空市場「ひろしまみなとマルシェ」(広島市南区宇品海岸)で開催される。
全国の養鶏や鶏卵関係者らが参加するプロジェクトは2013年に設立。広島の鶏卵生産が全国5位であることから、地元の卵を食べてもらいたいとイベントを企画した。当日は、卵についての知識を正しく理解した認定として与えられる卵ソムリエ通称「タマリエ」検定クイズラリーや、ひよこと触れ合える「ピヨピヨひよこプール」、卵を使ったアートなどを展開。
業界の若手スタッフ6人が黄身を連想させる黄色の着衣を身に着け、プロジェクト名や「毎日たまご2個」と書かれたのぼりを立てた自転車で北広島町から会場までの約40キロを走り、消費拡大をPRする。会場では県産の卵を使ったコラボメニューも提供するほか、販売する野菜と一緒に卵を使った料理のレシピも予定する。
ひろしまみなとマルシェは昨年5月から来場者の要望に応えて第1日曜にも開催している。第3日曜に比べて認知度も低く集客が伸び悩み、「規模が小さくなってしまいがち」と担当者。出店数も15~20店と、40店が並ぶ第3日曜に比べて少なく、「にぎやかな空間をつくりたい」とステージを組んで他のイベントとコラボを進めている。
開催時間は9時~15時。