広島パルコ近くに4月5日、オーダーメードの自転車店「ライダーズカフェ広島本通」(広島市中区堀川町、TEL 082-247-2840)がオープンした。
東京・原宿のキャットストリートや大阪・アメリカ村、本社を置く福岡・大名など、各エリアで展開するオーダーメードの自転車店はライダーズカフェ(福岡市東区)が経営。会員向けサービスを各地で提供できるよう中国地方への初出店に合わせて、南九州エリアに熊本店も出店した。
店舗面積は約10坪。店内には、天井から壁面までカラフルなパーツやアイテムをディスプレーする。購入客にはシティサイクルからの乗り換えも多く、「デザイン性の高さからアパレルや美容関係者も目立つ」と同店店長の穂坂宏晃さん。約20カ所、100種類以上のパーツから成る自転車の組み立ては、「ビルダー」と呼ばれる専門スタッフが担当。15分~20分で仕上げるため、当日の持ち帰りも可能。
同社では商品の生産は外部の協力会社へ委託して、デザインから物流、販売に特化。店舗は全て直営で、扱う商品もプライベートブランドでそろえる。同店オープンに合わせ、大人と同様にオーダーメードで仕上げることができる子ども向け商品「NATIVE」の販売も開始。ブランド立ち上げにあたってのストーリーを紹介するコンセプトブックを作って商品をアピールする。客単価は4万円~7万円、10代~20代後半までを主なターゲットに見込む。
営業時間は12時~20時。水曜定休。