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広島最北端の道の駅「たかの」で「雪どけまつり」-オープン1年で初企画

1周年を祝う横断幕を掲げる「道の駅たかの」外観

1周年を祝う横断幕を掲げる「道の駅たかの」外観

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 広島県最北端の「道の駅たかの」(庄原市)で4月10日、オープン1周年を記念したイベント「雪どけまつり」が始まった。

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 農産物の直売所やカフェレストラン、フードコーナーに加え、冬には雪深い県北の特色を生かした「雪室体験室」を併設した同施設は、中国横断自動車道尾道松江線の三次東ジャンクションとインターから吉田川合インター間の供用開始に伴い昨年オープン。建物は1階平屋建てで約332坪、駐車場や芝生広場を含めた敷地面積は約8167坪。天候にも左右されるが平日約3000人、週末には約5000人が利用する。

 イベントでは庄原市内で飲食店などを経営する40団体がブースを出店。広島牛モモ丸焼きや庄原焼き、川魚の串焼きなどをテント20張で販売する。芝生広場ではポニーやウサギ、ヤギなど、地元の動物を集めた「ふれあい動物園」を展開。「ブンカッキー」「キョロやまくん」などのゆるキャラが登場するステージイベントでは郷土芸能の神楽を披露するほか、紅白の餅まきを予定する。

 「初日は観光バスや花見客、島根へ向かう高速道路利用客らが目立った」と、同施設を運営する緑の村総務部マネジャーの井上景さん。これまでは利用客が集中することによる混雑や高速道路への影響を考慮してきたため、同施設でのイベント開催は初めてという。今後は通年を通して雪や貯蔵の様子を見ることができるほか、冷気を体感できる雪室体験室など、雪も観光資源として四国や関西方面からの集客にも力を入れる。

 開催時間は9時~18時。今月13日まで。

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