![一般の家庭でも飾れるサイズの作品が並ぶギャラリー内](https://images.keizai.biz/hiroshima_keizai/headline/1389098767_photo.jpg)
広島在住の若手作家16人による「新春ニホンガ展覧会」が1月7日、広島・上八丁堀のギャラリー「gallery G」(広島市中区上八丁掘)で始まった。
日本画を、「見る」アートから「所有する」アートとして日常にアートを飾る楽しみを提案する同展は今回で5回目。毎年新春に同ギャラリーが作家に声を掛けて開いている。参加作家の平均年齢は30歳前後で、絵画教室や教員など、働きながら作家としても活動するメンバーがほとんどという。
同展ではテーマを設けていないことから、展示作品の幅が広い。「やわらかい質感の作品が多い」と参加する若佐慎一さん。鮮やかな色彩の作品も多く、通りから見かけて入ってくる人も。一人一人の作家が解釈した日本画はさまざまで、和紙で作った花に色を付けた作品や木材パネルに漆と土を混ぜて成形し金箔(きんぱく)でコーティングした作品も並ぶ。
開催時間は11時~19時(最終日は17時まで)。今月12日まで。