![気軽に着物をきて出かけていくイベントがあれば、といった声に応えて開催する同イベント](https://images.keizai.biz/hiroshima_keizai/headline/1382443124_photo.jpg)
広島で着物を楽しむ機会を作ろうと活動する2つのグループが11月3日、本願寺広島別院 (広島市中区寺町)で和のワークショップやリサイクルきもの販売などを中心とした複合イベント「一日和ごころ大学祭」を開催する。
和心に触れるための一日文化祭は、「ひろしまきもの遊び」を主宰する澤井律子さんが開いてきた「一日和ごころ大学」を発展させたイベント。着付け教室やアンティーク着物のレンタルを行う「放課後キモノ倶楽部」代表の板羽エミコさんも企画に加わり、ワークショップやリサイクル着物の販売や相談ブースを一堂に集めたイベントをプロデュースする。
講座では、出されたお茶の色や香りなどから銘柄を当てる「茶歌舞伎」と、その歴史や文様、包み方をマスターしていく「風呂敷専科」を開講。帯留めやつまみ細工、マイ箸制作、お灸体験など、ワークショップのほか、リサイクル着物の販売、手入れやサイズ直しなどの相談を受けるコーナーも設ける。ブースは占いなど、全11店の出店を予定する。
来場者には着物や和小物が好きな人、リメークを手掛ける人など、20~60代の男女を想定。ワークショップや講座に参加するには、「授業チケット」(5,000円)が必要。入場券は、500円で販売する。イベントを通じて、「楽しみながら日本古来の文化を身近に感じていただきたい」と澤井さん。「着物ライフが、よりデーリーなものになっていけば」とも。
開催時間は10時~17時。