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広島・三滝に「マクロビ」カフェ-食べやすさ意識し夫婦で工夫

アンティークの時計をアクセントにする喫茶店「月待ち」店内

アンティークの時計をアクセントにする喫茶店「月待ち」店内

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 広島からJRで西へ一駅の横川から徒歩10分、太田川沿いの三滝に3月27日、マクロビオティックを取り入れた喫茶店「月待ち」(広島市西区三滝町)がオープンした。

「三瀧荘」向かいに構える同店

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 白い外観に手書きの看板が目印の同店は、向田英二さん(24)と有香さん(26)夫妻が営む喫茶店。料理に肉や魚、卵など動物性の食材や添加物、化学調味料を使わない「マクロビオティック」の考え方を取り入れたランチや軽食をそろえ、オーガニックなど体に良いとされる食材にこだわったドリンクを提供する。

 店舗面積は約9.5坪。席数はテーブルとカウンター計16席。木やしっくい、自然塗料を使った店内は白と木目を基調に統一した。子ども用の椅子や絵本・小説などの書籍もそろえ、各テーブルには砂糖の代わりに「てんさい糖」で作ったシロップも用意する。

 1日限定20食という「週替わりランチ」(1,000円)は、圧力鍋で炊いた玄米に一汁三菜とアフタードリンクをセットにする。ランチよりもボリュームが控えめという「おむすびプレート」(500円)には、玄米のおむすびとおかずにスープが付く。玄米むすびは2個300円でテークアウトもできる。

 このほか、生クリームやバター、牛乳などを使わずに仕上げた「豆腐チーズケーキ」(400円)、フランス生まれの菓子「ドノフィア」(350円)などのスイーツも用意。ショーケースにはクッキーやスコーン、マフィンといった焼き菓子も並べる。ドリンクはコーヒー(450円~)、ストレートティー(450円)など。

 メニューは、店名の「月待ち」に由来するよう月の満ち欠けによって考案する。「初めての方でもおいしく召し上がっていただきたい」と向田さん。味付けにも工夫するほか、間口を広めようとカフェスタイルを取り入れた。利用客は女性を中心に健康志向の高い男性など、口コミで広がりを見せている。

 営業時間は11時~19時(ランチは14時まで)。水曜と第1・3・5火曜定休。

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