広島港周辺のにぎわい作りを目的にした複合イベント「広島みなとフェスタ」が3月17日、広島みなと公園(広島市南区宇品海岸1)をメーン会場に開催される。
参加型の企画を中心に8つのエリアで開くイベントは、広島市南区役所など11団体から成る実行委員会が主催。ウオーキングや定期便でのクルージングなど、企画の一部はこれまで個々に開催してきたが連携しての開催は初。
当日は自転車を使った宝探しゲームなどの自然体験や熱気球への搭乗、大たこ揚げ、グラウンド・ゴルフ、操船シミュレーション、広島湾ミニクルーズ、愛媛県松山市が発祥といわれる「野球拳」大会を開く。「大人から子どもまで楽しめる内容にした」と実行委員会担当者。毎月、県内で生産した農産物の対面販売を行う「ひろしまみなとマルシェ」も同時開催することから相乗効果にも期待掛かる。
広島港からフェリーで約20分の似島では、カキ飯や焼きガキなどの料理でもてなし、食やロケーションをPRする。「イベントはあくまでも足を運ぶきっかけ」と担当者。「ここから参加者など、連携してつながっていけば」とも。来年度以降も来場者のニーズに合わせて内容を見直し、継続開催を検討する。
開催時間は10時~16時。一部、雨天中止。